『へんぐえ』参加に遠慮はいりません
「夜道会」という同人サークルを仕切っているわけだけど、これは文学フリマに参加するにあたり、便宜上、“とりあえず”名付けたものに過ぎません。
私はこの夜道会というサークルを基盤に、何らかのコミュニティを形成する意図は一切ありません。淡々と、ご参加いただいた皆様の作品を形にするだけの、無機的な機関であればいいと思ってます。
その結果として、参加者同士の新たな交流が生まれる場合もありますが、それは「夜道会のメンバー同士の交流」ではなく、単に「趣味を同じくする人々の交流」という自然発生的な形態であって欲しいと願っています。
『へんぐえ』編集部は、単なる機関です。
投稿いただいた作品を、同人誌へと錬成する機関です。
参加者がどんな人かなんて、一切斟酌しません。
だから、「『へんぐえ』に初参加するけど、受け入れてもらえるかしら……?」なんて心配は杞憂です。
『へんぐえ』に参加する上で必要なのは、妖怪に対する興味と、それを描写したいという欲求のみです。
その結果、集まった参加者同士、独自に交流・ネットワークが形成されたら楽しいんじゃないかな。
『へんぐえ』のメンバーだとか、そんな狭いところにこだわらずにさ。